Keiko's history

子どもの頃・・・
​私は、多くの人がそうであるように、元気いっぱいの子どもでした。特に小学生時代には「女の子なのに・・・」と周りの大人がため息をつくくらい、負けず嫌いで活発な女の子でした。
できごと
中学2年生の時にちょっとした出来事がありました。
クラブ活動で怪我をしてしまい、しばらくの期間、リハビリに通うた め学校を早退することが多くなりました。
14歳だった私は、「門の外に一歩出れば、こんなにのんびりとした 世界が広がっているんだ!」と、これまでの生活から大きく解放され たような思いだったのを覚えています。
頑張って頑張って「いい子、できる子」でいなければいけないと思っ ていた私の何かが外れた瞬間でした。
また、怪我をした状態でいくつかのことがこれまでのように人並み以 上にできないという現実に直面しました。
なんでも精一杯やって、クラスメイト以上の結果を出すことに必死に なって生きていた私にとって、「できない子」になってしまった自己 イメージで、私は学校に行くことがだんだんとしんどくなりました。実際、学校に行こうとすると頭痛、腹痛、下痢、発汗などの身体的症 状も現れていました。「不登校」という言葉もない時代、両親とは毎朝「学校に行きなさい」「行きたくない」の喧嘩ばかり。とても辛くてふさぎ込む日々が数か月続きました。
出会い
そんなとき、ひとりのお医者様との出会いがありました。大病院の心療内科の心理カウンセラーの先生でした。
その先生は、他の大人のように「学校に行きなさい」と叱る ことも説教することもありません。私の拙い話をゆっくりとしっかりと聴いてくださったのです。そして、私が話し終えると「そうかぁ、しんどかったなぁ、 よく頑張ってきたなぁ」と言ってくださったのでした。
この言葉を聴いて、私は胸のなかがすぅっと平和になるのを感じました。これが私がカウンセリングに、そして、傾聴ということに出会った最初の出来事でした。
迷いの中で

20代のときには、自己肯定感が低く、仕事についてもすぐに辞めて しまうということが繰り返されて、人生に満足感が得られず、 生きる目的を見つけたくて、暗中模索の日々でした。「私は何のために生きているんだろう」「イキイキと生き ている人と私とはどこが違うんだろう」といつも考えていました。心理学やカウンセリングのセミナーに行って、いくつかの知識を 得てみても、自分の生き方を変えることにはつながらず、 迷路の中を歩いているような気持ちでした。

新しい学び

そんなあるとき、知識を得るためのセミナーではなく、ワークやセッション が中心の体験型セミナーに参加しました。
それは、いろいろなゲームや話し合いを通して、実際に参加者同士が 人間模様を繰り広げることで、人生の縮図が現れて、その中で自分の 生き方をリアルに経験する機会でした。そこには、本を読んだり、勉強会に出てみたりするのとは違った 「自分事」として、学びを取り入れる体験がありました。それ以降、多くの体験型のセミナーに参加することにより、自分自身を深く理 解することができました。
わたし自身へ

人は人を鏡として、そこに自分を映し出して自分を理解するようになっている のではないでしょうか。
自己理解が深まって、私は自分の素晴らしいところをたくさん発見しました。
自己肯定感が高くなり、自分を愛することができるようになったのです。
すると、人のことを大切にすることができるようになり、 人間関係がとても良くなっていきました。
自分の価値観が明確になり、何を求めて生きれば満足が得られるのかもはっきりしてきました。